現場管理の仕事と資格
こんにちは。お盆が過ぎてやっと涼しくなってきた大阪です。
朝晩の風は秋の気配を感じますね。
大阪の都市風景。先日淀川花火が行われました^^
さて、前回「施工管理ってどんな仕事?」についてご紹介しましたが、
今回は、施工管理士の役割や資格などについてお話をしていきたいと思います。
建築現場で『現場をまとめる仕事がしたい』『現場監督の仕事をしたい』
という方は参考にしてみてください。
▼今日はこんな疑問にお答えします。▼
・施工管理と現場監督の違いは?
・施工管理技士になるにはどうすればいいの?
・キャリアアップのイメージはどんな感じ?
■現場監督と施工管理の違い
現場監督は、主に現場で工事の設計図を照合したり、確認をする業務です。
施工管理は、安全面に配慮して、工程管理、品質管理、予算管理など、管理業務などの業務を行います。
会社によっては、デスクワーク中心に設計図や提案書の作成等を行う場合もあります。
●施工管理の主な仕事内容●
・工期スケジュールの作成
工事が円滑に進められるように、様々な面に配慮した工期スケジュールの作成を行います。
・資材の調達、作業員の人数調整
安全に配慮しながら、作業を進める為に作業員の人数調整や、適正な機材の調達を行います。
・予算管理・経費の管理
材料費の原価計算やコスト調整などを行います。
・安全管理
現場の安全を守り、ルールの順守、安全に配慮した指示などを出します。
・現場管理
コミュニケーションを中心に職場環境の雰囲気づくりを行います。
・施工計画書の作成
報告書の作成や指示書などの書類作成を行います。
■施工管理技士になるにはどうすればいいの?
施工管理技士は、国家資格です。
建築の現場施工計画を作成したり、設計図をもとに施工管理を行います。
また、工事全体を把握して工事を安全に進めていきます。
施工管理技士の資格には「1級建築施工管理技士」と「2級建築施工管理技士」があります。
・1級建築施工管理技士
大規模マンション、公共施設、大型設備工事等の特定建設業の
営業所ごとに置く専任の技術者として、現場に配置する監理技術者として、認められます。
・2級建築施工管理技士
営業所ごとに配置する専任の技術者として、建設工事における主任技術者として、
一般建設業の許可を受ける際に必要な資格として認められます。
また、令和3年より技士補が創設されました。
なお、現場監督を行う場合には知識と経験があれば特に資格は必要ありませんが、
将来的に資格を取得してスキルアップしていきたいという思いがあれば、
施工管理技士の資格を取得することで活動の幅が広がり、キャリアップも描いていけます。
>>資格試験に関する情報はコチラをご参照ください
一般社団法人 建築業振興基金 https://www.kensetsu-kikin.or.jp/
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建設業許可 大阪府知事許可(般-30) 第149875号